事業案内

当社では、地球環境の保全を最重要課題とし、社会の一員として事業活動を行っております。
極限の創意と工夫でお客様の立場に立って行動し、決められた仕事のやり方を守り、
お客様に満足して頂ける品質の製品造りを提供いたします。

当社で扱っている主なめっき種類

亜鉛めっき

鉄素材に亜鉛めっきをすると、単に外気を遮断して 腐食を防ぐばかりでなく、ピンホールが生じて素地の極微部分が露出する事になっても、亜鉛と鉄の間では亜鉛が陽極的な挙動を取る為、鉄なら変化せず亜鉛の方が腐食しても鉄を守る為に使用します。
それ故に亜鉛めっきは鉄の防食に極めて効果的です。

当社では、3価クロメート(白)3価ユニクロ(青) 3価黒クロメート(黒)の3種類を表面処理をしています。

3価クロメートめっき

3価クロメートめっきです。回転めっきで加工しています。

自動車部品

静止(ツルシ)作業にて、3価クロメートめっきをしたものです。このように特殊な形状のものでも、ツルシ作業で変形無くめっきできます。

3価クロメートめっき(静止(ツルシ)作業)

こちらの部品は、自動車部品で重要保安部品です。


カチオン電着塗装

カチオン電着塗装

カチオン電着塗装とは、導電性のある水溶性塗料を入れたタンクに被塗装を浸漬し、被塗装物を陰極(-)、電着槽内の隔膜室内に設置した極板を(+)として、この間に直流電流を流す事で被塗装側に塗膜を析出せた後、硬化させて塗膜とする塗装システムです。この上から塗装を行えば、防錆効果が上がります。当社では、自動車部品を主に扱っております。

ニッケルめっき(銅下ニッケル)

ニッケルめっき(銅下ニッケル)

装飾用に広く用いられるめっきで、表面は銀色で、やや少し黄色味がかった輝く光沢を持ちます。耐食性と外観を向上させる為に下地に銅めっきや下地用ニッケルめっきを貼り、その上に光沢剤入りのニッケルめっきを貼ります。ニッケルめっきの特性はめっきを2層3層と重ねると、防錆、防食が増していきます。この特性をいかして、ねじ・自動車部品・精密部品など数多く使われています。当社では、レジスターキーや家具の装飾品を多く扱っております。

銅めっき

銅めっき

銅は酸素を含んだ水により簡単に腐食される弱い金属で、銅めっきを単独で使うことはほとんどありません。一般にはニッケルめっきの下地用に利用され、当社では、一部で焼き入れ浸炭防止等にも利用しています。


スズめっき

スズめっき

スズは融点が低く(231.9℃)きわめて展延性にとみ、大気中で変色しにくいです。濃い酸や熱いアルカリ水溶液には溶けるが、薄い酸、特に有機酸には殆ど溶けない性質があり、食品の持っている酸では侵されないことと、他の金属に比べ、毒性がきわめて低いので食品用の器具に良く用いられます。スズは比較的柔らかい金属である為、機械の摺動部分にめっきしてなじみを良くする役目も果たします。その他の用途では、電気部品等のはんだ加工する物にめっきをしておき、はんだの加工性を良くしたり窒化防止等に用いられます。当社では、電気部品の他、HV自動車の部品等もめっきをしております。

スズ亜鉛合金めっき

スズ亜鉛合金めっき

スズ-亜鉛合金は、両金属の欠点を補い、長所を生かした合金です。すなわち、鉄よりもやや卑な電位を有するアノード防食皮膜ですが、鉄との電位差が小さい為、腐食の進行が緩やかです。また、スズの性質を帯び、かなり腐食に耐える合金であり、皮膜の消耗度は緩やかで、皮膜の消耗度は亜鉛よりもかなり少ないです。裸体食性はスズ含有量75%~80%の時最大であり、スズが90%を超えるとスズの性質に近くなります。クロメート処理を施すと耐食性が一段と向上し、この場合は、スス70%が耐食性のピークで、スズ50~80%の範囲でも耐食性の低下は僅かであり、広い合金組成範囲で高耐食性が得られます。用途としては、耐塩水性を目的とした防食めっきとして自動車・航空機・船舶等の外装部品、はんだ付け性と耐食性を目的として電気、電子、精密加工製品等で使われています。